2019年 5~6月 ロシア~東欧~パリ 36日の旅(その1 旅の計画)

なぜシベリア鉄道?

2019年5~6月に、シベリア鉄道でモスクワ、サンクトペテルブルクを経由してバルト三国、ウクライナ、ベラルーシを周遊し、パリを経由し帰国した36日間の旅の記録である。

前年の2018年、ベトナム・台湾・カンボジア・タイと東南アジア諸国を旅し、バックパック旅行にはまり、「今年はヨーロッパを旅しようー!」と計画。

西欧のどこかの国へ飛行機で行き、何処かの国から飛行機で帰国することになるが、欧州周遊と往復のルートを検討すると、無限とも思えるパターンがあり悩むとともに、単に欧州に行ってそこを周遊し帰ってくるのは面白くない。

そこで閃いたのが、シベリア鉄道。シベリア鉄道はウラジオストクからモスクワ迄通じており、モスクワから先も全てのヨーロッパの国々に通じている。今回の旅はシベリア鉄道で行く西欧周遊とした。

旅の計画

シベリア鉄道

1891年(明治24年)に建設が始まり、1905年(明治38年)に開通した世界一長い9,300kmの鉄道。日露戦争やロシア革命の時代である。

当時、日本からパリへは船で二ケ月を要していたがシベリア鉄道では二週間で行けた。当然、運賃は船賃より高かった。近代日本の草創期、先進の西欧科学技術を求めて幾多の人々がこの鉄道で渡欧した。現在では、ウラジオストクからモスクワまで6泊7日の旅である。

福岡からモスクワまでの行程

調べてみると福岡からウラジオストクへの直行便はありませんが、羽田経由の便がありました。他には鳥取県境港からの船便がありました。でも、6泊7日の列車旅です。ウロストミーの私は最長4日でパウチの交換が必須です。列車にはシャワー室があるとの情報は得たものの、やはり不安があります。途中乗車が出来ないものかと調べると、福岡⇒仁川経由⇒イルクーツクの航空便を見つけた。イルクーツクからモスクワ迄は4泊4日の乗車であり、イルクーツクには世界一の淡水湖「バイカル湖」があることを知り、イルクーツクからシベリア鉄道に乗車することにした。

モスクワからサンクトペテルブルグへ

ロシアの観光地と言えば、クレムリン宮殿とエルミタージュ美術館しか浮かばなかったことと欧州に行くには、サンクトペテルブルグまで行くしかない、と思った。ここから欧州へはフィンランド/北欧経由かエストニア/バルト三国経由かで迷った。

今回の旅は、欧州ではなく東欧の旅とした。

エストニアに入れば当然のごとくバルト三国となるか、或はロシアの飛び地「カニーリングラード」を経由してポーランドに入り欧州周遊となる。迷った挙句、バルト三国~ベラルーシ~ウクライナの東欧周遊とした。

東欧周遊とした理由

ヨーロッパ最後の独裁国家であり日本人海外旅行客の99%が行かないと言われる、ベラルーシに行って見ようと思った。

ソビエト連邦崩壊後、旧ソ連邦構成国のほとんどは「民主主義による国家」を樹立したが、ベラルーシは旧ソビエト(独裁)を継承する国家を形成した。しかし独裁とは言え、朝鮮民主主義人民共和国の様な国ではなく、私は自由・民主を取り入れた国家と理解していた。(2021年に私が滞在したベラルーシとは全く異なった国になったようであるが)

ロシア~バルト三国~ベラルーシとなれば、当時ロシアが侵攻したウクライナ迄足を延ばせば、ロシアとヨーロッパを隔てる壁「東欧」を旅することになる。

日本(福岡)への帰路は?

ウクライナから日本への直通航空便はない。北欧のフィンランド、ポーランド、ドイツなどのヨーロッパ諸国の航空運賃を調べたところ、「パリ:ドゴール空港」発が最安値だったので、パリ経由での帰国を計画。乗継のためだけにパリに行くのもしゃくだが、パリが目的の旅でもない。で、エッフェル塔と凱旋門だけを観光するパリに2泊することを計画した。

行程図

福岡⇒仁川経由⇒イルクーツク⇒シベリア鉄道⇒スーズダリ⇒モスクワ⇒サンクトペテルブルグ⇒タリン⇒リガ⇒ビルニュス⇒キエフ⇒ミンスク⇒パリ⇒上海経由⇒福岡

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